

これまでは同じ敷地の実家に両親と一緒に住んでいましたが、家を建てることを決めてから、
まずは展示場まわりを始めました。
他社の営業さんはギラギラガツガツしていて、肌に合わないと感じていました。そんな中、カクニシの展示場を見に行って関澤くんに出合ったんです。 そうしたらかみさんが「彼、すごくいいね!」と関澤君の人柄を気に入ってしまって。
その時彼はまだ若かったので、打合せの席で質問に返答できなかったことがあったのですが、「ごめんなさい、後で調べておきます!」と、
変にごまかさずに素直に謝ったところがさわやかで、とても印象に残っています。
こういう人なら家づくりも任せてもいいなと思い、カクニシさんに依頼することにしたんです。


かみさんはずっと団地住まいで一戸建てに住んだことがなかったので、和風の古民家にあこがれていました。
それで最初は夢が広がってしまって、土間が広くて、囲炉裏があって、露天風呂があって(笑
古民家や町家のような家の脇の露地を通って玄関に行くような作りや、大きな古材の梁がある空間を思い描いて、実現できないようなことまでいろいろ希望を挙げちゃいました。
もともと私が住んでいた実家は古い和風の農家でした。玄関から台所までひと続きの広い土間になっていて、畑で取った泥つきの野菜を台所に持っていけました。
畳の家で生まれ育ってきましたから、その懐かしい雰囲気を残したかったんです。

おばあちゃんから、「親戚一同が集まってもいいように」という意見もあって、もとの家と同じように和室を続き間にしました。
玄関も、人が大勢来ても靴が置けるように、広い土間型のプランにしてもらいました。
玄関に併設した土間の収納は使いやすいですよ。玄関に下駄箱があるのが嫌だったので、靴は全てそちらに仕舞えるようにしました。
人が来たときにさっと隠せる場所をと。
アプローチの下屋はカクニシさんからの提案です。こんなこともできるんだ、と気に入り、そのまま実現しました。
古民家らしい雰囲気もとても気に入りました。

和室の足元の横長のガラスは、外の坪庭が見えるようにと作ってもらいました。 そのガラスの手前には花を活けられるよう、板張りにしています。
階段下のスペースは、最初は収納にするつもりだったんですけど、ガラスにしてもらって、外の梅の木が見えるピクチャーウィンドウにしました。 ギャラリーのような雰囲気で気に入っています。


昔は家を建てる時に、よく建前をやりましたよね。 設計の山岡さんとその話で盛り上がって「よし、やろう!」ということになりまして。 上棟式が終わった後、おばあちゃんがおもちを作ってくれて、近所の子供を呼んでもちまきをしました。
昔は家を壊すのと建前は近所の人たちが用意をしてくれて、組内で協力しあってやってれるものだったんです。
やらないと風習がなくなってしまいますからね。子供たちの記憶にも残ってくれているといいのですが。

この機会にそれぞれに子供部屋をつくったんです。子供たちはそりゃー喜んでいますよ。 今までは自分の部屋もありませんでしたから。まず快適さが違いますから、それは感じていると思いますよ。
和室でも寝転がって遊んでいるし、姿が見えないと思えば屋根裏にいるし、結局1階から3階まで家中が子供部屋みたいなものですよ(笑
私たちも感動してますよ。今までの家が古い家だったので、ものすごく快適に感じますね。
冬があったかいし、すきま風はないし、家の中で吐く息が白くならないんですよ。低レベルな感動で申し訳ないんですが(笑
全ての窓がペアガラスですし、瓦屋根なので防音性も比較になりませんからね。昔はトタン屋根だったので雨が降るとバタバタうるさかったんです。
私は夜仕事をしているので昼間寝るんですが、この家では周りの音が全く聞こえないのでぐっすり眠れますよ。
この快適さと、体にしみこんだ古い家のイメージが両立できたことが、一番良かったですね。
